カラーでよみがえる大英帝国エドワード朝時代

カラーでよみがえる大英帝国エドワード朝時代
を先日見ました。
私はシャーロック・ホームズが好きで、彼の活躍したのはヴィクトリア朝ですが、後期にはエドワード朝も入っています。
そういう意味で、カラーで見られたのはとても興味深かったのですが…

炭鉱労働者とか、青果市場の労働者とか、綿織物工場の労働者とか、労働者階級ばっかり映ってます。
当時男子は全員帽子をかぶらないといけなかったそうで、帽子によって階級がわかるという仕組みになっていました。そしてシルクハットとかボーリングとかの人は映っていなくて、労働者の帽子の人ばかり…
ちょっと中産階級とかも映してほしかった…貴族を映せとは言わないけど、ホームズの顧客、女性だと家庭教師とか悪くてもタイプライター、女優は国王と浮名を流すような人だし…

日本よりもずっとイギリスは階級社会で、現在生きている証言者も「○代続いた青果市場労働者」とか「おばあちゃんの代から炭鉱労働者」でびっくり。
日本ならまだ「立身出世」ができたと思います、明治時代でも。
今はもちろん、そういう階級はないし。代々なんて老舗の店とか旅館とかくらいな気が?

子供も12歳からは労働者だったそうです。
そしてくる病の患者の多いこと!悲しいくらい足が曲がっていて(背中の曲がっている人は映りませんでした)歩くのが大変そうでした。

ホームズしか知らないので、彼がその階級に関わるのは「ベーカーストリートイレギュラーズ」と「阿片窟」、変な菌をもらったふりをした「下町の苦力」くらいです。(本人がホームレスっぽくなったことはあり)
なので、大英帝国と言っても闇の方を見てしまったような気がしました…

しかし明治中期の動画があるなんてすごいです。日本もあったら良かったのにな…



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