私が精神を病んでいること。病んだときのこと。

ここでは、私はメンタルの病気を持っていること、だからあまり外には出られなくて、このブログは「病牀六尺」のような感じで書いています、とトップに書いてもあります。

なので、隠すことでもないとは思っていましたが、あまりにも若い人が心を病んでいくのを見て、体験談でもいいので参考になればと思い、書くことにしました。
病気を誰かと分かち合うつもりも、同情してもらうつもりもないので、シリーズ化はしません。でも、もし何か力になれることがあれば、こちらへコメントしていただくか、ツイッターにぶらさげてください。(長文注意)

私は大学を出て就職したあたりから、ひどいセクハラとパワハラを受けて具合が悪くなりました。最初は過呼吸という症状で、結婚後は不安発作になり、電車に乗ると気持ち悪くなる(嘔吐恐怖はもともと持っていました)ので電車にも乗れなくなりました。結婚して環境が変わったのも良くなかったかもしれません(結婚って良いことなのに、めちゃめちゃストレスになります)

心療内科にかかったら、うつ病と診断されました。
仕事を辞めて、たまたま夫がドイツに行くことになったのでついていき、なぜか日本を離れたら良くなりました。

ほぼ薬が要らなくなったので、子供を作ることにして、しばらくして子供が無事(ここも色々ありましたが関係ないので省略)生まれました。すると今度は産後うつ病に。無理に母乳を続けていて薬を飲まなかったのもよくありませんでした。

薬を再開してもうつ病は治らず、希死念慮が強まり、いろいろな方法で自殺しようとしました。
その頃は家族も病気がよくわからず(私もどうなると良くなるのかさっぱりわからなかった)、入院したりもしました。自傷行為や希死念慮があるので、拘束されたりしました。「難治うつ病」に進化しました。

そんなこんなで入退院を繰り返し、どうやら私は鬱とそうでもないときというのがある〜双極性障害(躁鬱)と診断されました。

躁鬱の人は、抗うつ剤(うつ病の薬)を飲むと「実行力」が出てしまう〜自殺をしてしまう〜ため飲めません。抗うつ剤はすべてなくなり、躁鬱の薬(気分の上下をフラットにする薬)に変わりました。

入院先でも同じ部屋の人に気を遣って疲れてしまうので、入院は辞めました。それで、地元で通ったクリニックで担当になってくださった方がたまたま同世代の女性で、結構境遇(子どもの年齢とか)も似ていて、話を聞いてくださったというのもあり、また服薬が適切だったというのもあり、希死念慮や自傷行為はなくなっていきました。  

こんなですから、仕事はドクターストップが出ていてできません。それまでは在宅で仕事を受けていたのですが、私の場合は受けるなり全力で処理をする→人より早く終わる→次の仕事が来る→また全力で終わらせる→つぎの(ry
という感じで仕事をするので、すればするほど疲弊してしまうのです。ゆっくりしたペースで仕事をすることは私にはできませんでした。

また、電車に乗るだけで他人と接することに疲れてしまうので、電車も本格的にだめになりました。
気心しれた友人と外で会うのも疲れて後で寝込むようになりました。

子どものPTAでも倒れてしまったりして本当に困っていたのですが、だんだん子供が大きくなったので、なくなってほっとしています。

そんなこんなで、私は仕事もできない、外での活動もろくにできない、最近は料理もできない、躁鬱の特徴でお金を多く使ってしまう可能性があるため、家計の管理は夫任せ、という、なんのために生きてるのかよくわからない存在に成り果てているのですが、なんかBBAになったせいか、積極的に命を絶つ気にもなれず💧いろんなことを避けて、緊急事態宣言が出ていようが出ていまいが関係なく引きこもって暮らしています。

貴雄さんのインタビューで「逃げて他に居場所を作る」というのがあったと思うのですが、それが私には電脳空間で、昔からサイトを作ったり、ブログを書いたりしてきました。あとは聴くだけだけど音楽。20世紀からつい最近まで私を支えてくれたのは小沢健二で、今支えてくれているのはUNISON SQUARE GARDENです。
本当に電車もライブ会場も苦手なのに、頓服を目一杯飲んでひとりででかけていき(一人の電車なんてこのとき以外は無理です)、楽しんで帰ってきてその週は寝込む騒ぎをしますが、それでも楽しい彼らの姿を見て、音楽を浴びるのが好きです。

それと「にげる」といえば。
子供が小学生の時、夫の都合でアメリカに一年住みましたが、その時も具合は良くなりました。
どうやら私は日本から出ると調子がいいようなのです。
多分、日本の同調圧力がだめなんだと思います。
子供もなぜかアメリカのほうが楽しそう(その後ひとりで留学しましたがたくさん友達作って帰ってきました)です。
海外も逃げ場なのかも?…って次回はいつ逃げられるの🥺


というわけで、メンタル病んで長い私からのポイントです。

・うつがめちゃめちゃ長い人はうつではなく双極性障害の可能性があります。お医者さんにご相談を。
・話を聞いてくれて、要望も聞いてくれるお医者さんが私にとってはよいお医者さんでした。でもそういう方にはなかなか出会えないので、口コミも見ながら探してみてください。
・セカンドオピニオンはありだと思います。
・怠けることは悪いことではなく、命を絶たないのがいいことだと思います。死んだほうがいい人なんて存在しません。
・お薬をやたら出す医者は良い医者ではありません。あとお薬の説明をきちんとできる人がおすすめです。
・カウンセリングは良し悪し?合わない人だとお金を損するので…(私は合わなかったのでしていません)
・「温泉にいけ」とか「朝走れ」とか良かれと思ってるかもしれないけど自分にとって嫌なことを言ってくる人はスルー
・田淵さん推奨のマインドフルネスは私はよくわからないのでどなたか他の方の記事を読んでください
・学校は行けなくなったら行って辛い思いや苦しい思いをするより行かない決断をしていいと思います。でも、親御さんによく打ち明けてみてください(身近に不登校経験者がいますが、こんな目に遭うなら行かなくていいわと真剣に思いました)。
・不登校っぽいお子さんをお持ちの方は、サボって不登校なのではないので、話を聞いて一緒に解決してください。ていうか学校って今聖域でもなんでもないし。いい方法はいっぱいあります!



書いておいてなんですがメチャメチャ長くて本当にごめんなさい。 若い方へって書いたけど人生経験長すぎて全然若い人向けじゃなかったわ。ごめんなさい〜

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