クジラ夜の街『歌と歌詞入り瓶』

先ほど家に来た、クジラ夜の街『歌と歌詞入り瓶』を聴きました。

クジラ夜の街は、先月の配信「おなじむ」で好きになって、アルバムを予約していたものです。初めてのフルアルバムのはず。

歌詞を読みながら聴こうと歌詞カードを取り出したら、中にとても素敵なメッセージが入っていたのですが、それはナイショにしておきます。
このCDそのものが「歌と歌詞入り瓶」なのです。


クジラ夜の街の曲はまず見せたい世界がしっかりしていて、それに魅せられてしまいます。歌詞を通じて伝えたいことがとてもわかりやすいです。そしてとても優しい歌詞。
ファンタジック、と言ってしまえば、例えばセカオワに似てるだろうとかってことになりますが、私は前に書いたような気がしますが、稲垣足穂の「一千一秒物語」の世界に似ている気がしました。架空の街や架空の言葉や架空のできごとがあって、一聴では不思議な感覚だけが残ります。でも、何度も聴くと、「あ、そういう意味か!」って懸詞になっていたり。

メロディももちろんそれに合っていて、音楽的なことはよくわからないのですが、
・ベースすごい(一曲めからベースが耳に入ってくる)!5弦ベースってこういう強みがあるのか…
(そしてベースの人の顔を忘れていることに気づき焦る)
・ギターうまい!髪の長い人だったと思います。
・満を持して?ドラムのはださん!めちゃめちゃうまい!なにこれ19歳?さすがにお箸禁止令が出ただけある。
・そしてボーカルの宮崎さん。感情がうまく乗っていて、聴き入ってしまいます。私は声の好悪が結構はっきりしているのですが、彼の声は、歌い方はとても好き。

宮崎さんがほぼ全部の曲を作っているせいか、本当に世界観が統一されています。

私はライブは「おなじむ」ともう一つ工学院大学かなんかでやった配信しか見ていないので、ライブみたいな、というのと、ミニアルバムも買おうかな、と思いました。

と、言うわけで、瓶届きました!

(2つ謎がまだ残る。
・1361てなに?
・「ヨエツアルカイハ1番街の時計塔」の意味はわかったんだけど、最後の番号との関連がわからない)

そうそう、歌詞カードもめちゃめちゃ凝っていて、色も素敵だけど、歌詞のフォントへのこだわりもすごくて、大きさとフォントの種類も、色も一曲で変えてあったりします。

この先もとっても楽しみです。

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