11/13｢WOW MUSIC｣斎藤宏介ゲスト
最初のSKY-HIの挨拶は飛ばしてあります。
（さ）は斎藤さん、（ひ）はSKY-HIです。
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斎藤さんは高校の1個上の先輩
田淵さんなんか中学校の時からの先輩
エピソードは出しつくしたのでは？
新しいところを出したい
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日高くんでいいですか（さ）
｢おい｣とか｢そこの｣でも大丈夫です
後輩なので（ひ）
高校の時から僕は日高くんをずっとリスペクトしてますよ（さ）
僕も斎藤さんに憧れてして斎藤さんのようにパーマをかけようかなと思ったり（ひ）
かけてないじゃんwあの行動力の鬼の日高くんが（さ）
かけ｢よう｣とは思ったんすよ、当時短髪すぎて（ひ）
XIIXの話はしていないかも
でも一緒にライブをしたことがあって、配信ですけど（ひ）
楽しかったですよねー（さ）
まずはユニゾンの話しましょうか、後のXIIXにつながってくるかもしれませんけど（ひ）
UNISON SQUARE GARDENは楽曲を田淵さんがコントロールしてるじゃないですか？あれってどの段階から決まってたんですか？（ひ）
同じ高校に通ってたじゃないですか？（さ）
その頃僕はもう田淵とバンド組んでて、他にボーカリストがいて、僕はギターだけをひいてた、このバンドは高校いっぱいで区切りをつけて、大学からは僕が歌うバンドを作るぞと僕が発起人になって田淵と貴雄に声掛けた
曲は僕も田淵も作れるぞ、でも僕が1曲作ってくる間に田淵は10曲くらい作れる
この人曲作るの好きなんだな
そこにバンドへのモチベーションをもってる
楽しい曲だった
じゃあ任せます！
3ヶ月くらいでこの人に任せよう（さ）
初期から｢田淵節｣…言いやすいな｢田淵節｣！
展開が多くてキメがあってみたいな
特異性があったと思う
発起人の斎藤さんとすぐマッチしたんですか？（ひ）
高校時代に僕の1個上の先輩がスリーピースバンドをやってて下北沢のライブハウスのオーディション受けて夜の部に出たりしてかっこよかった
最初はその人たちに憧れてそれっぽいのを作ってて、だんだんグラデーションみたいに田淵の曲も変わっていってる
5年前の田淵の曲と今の田淵の曲も違う
｢田淵節｣が更新されていってる
田淵も日高くんに似てて、ずっと進むことで自分を保つ人（さ）
マグロのような？（ひ）
これ入れたいあれ入れたいは最初からあったかも（さ）
足し算が最初からあって引かないで進んできた？（ひ）
方針に違和感なくやってた？（ひ）
プロ志向ではなかったので趣味
楽しいなあというのと、お客さんが増えていって楽しかったら運良くプロになれたのがUNISON SQUARE GARDEN（さ）
メジャーデビュー早かったですよね（ひ）
1年生で結成して4年生でデビュー（さ）
ロックバンドの世の中に出ていくまでのプロセスが肌感にない（ひ）
最初は自腹でチケット買ってライブする度に赤字→対バンで仲良くなって自主企画でブッキングしてライブ→仲良しグループができる→イケてるグループ、お客さんがいるグループなどまとまって、それが好きな人がまとまっていく
UNISON SQUARE GARDEN行ったらNICO Touches the Wallsがいてかっこいい！みたいな（さ）
一番大変だったUNISON SQUARE GARDENの曲はなんですか？（ひ）
田淵の曲に対して思うのは、歌わない人の曲作り
小室哲哉さん的なトライ（高校の先輩）
歌い手の気持ちいいところより高いところや音数の多いところを好んで作ってる
始まりは｢WINDOW開ける｣
一拍目が分からない、あれを受け入れたから今がある（さ）
ほかのロックバンドとの違いを出そうとしましたか？（ひ）
あまりに音楽を知らない3人が思うようにやり続けてるだけのバンド
野放しで野生で育ってるバンド
たまたま人と違うことやってる（さ）
｢WINDOW開ける｣UNISON SQUARE GARDEN
続いてはXIIXについて（ひ）
すってぃは斎藤さんの企画ライブで初めてかも？（ひ）
XIIXの経緯（ひ）
日高くんのイベントは僕がひとり
XIIXの布石になればいいな
UNISON SQUARE GARDENでは表現しきれない音楽がある
両立は難しい
見られ方（どっちかに迷惑をかけるわけに行かない）
タイミングを計ってました（さ）
｢自分の音楽の形を発信するタイミングを探している｣と仰ってましたもんね（ひ）
どうしてベーシストとの2人バンド？（ひ）
オリジナル楽曲を作りたい
ほかのパートは素人に毛が生えた程度
餅は餅屋に頼もう！
須藤くんとやったら楽しかった（さ）
本当はバンドをやりたかった人（さ）
（SKY-HIのバンドについての話）
ロックインジャパンとかでSKY-HIと同じステージに立ったけど、｢SKY-HIのために｣という求心力がすごい（さ）
｢船長｣とか言われる（ひ）
呼称もあって、お願いするのはこちらからが多いので船長なのか…船長らしくしないと（ひ）
船長って難しいですよね
初めてXIIXをやって、メンバー以外の人に演奏を任せるというのをやってるから、自分の中にどれくらいイメージを固めてお願いするのが正解なのか
イメージと違うものと全く違う物を持ってこられた時にYESというかNoというかその日によって違ったりして
どれくらい徹底してますか日高船長は（さ）
僕は0-100です
腕に覚えのあるプレーヤーは具体的に指定されると喜ぶ傾向がありますね（ひ）
ちなみに（ひ）
めっちゃ手が震えてますね（さ）
XIIXはどちらが船長なんですか（ひ）
あーーーーーーー
僕がルフィで、すってぃはサンジ（さ）
料理作りそう、須藤さん料理上手いんですよね？（ひ）
最初が僕がやりたいと言って始めていて、ソロワークの手伝いをしてくれと言って須藤くんに頼んでいるので（さ）
アレンジャーとしてではなくてメンバーとして頼んでるのって面白いですよね（ひ）
須藤くんは職人で音作りに長けていて、名だたるアーティストの背中を見て演奏している
僕は｢海賊王になるぞ｣
そのバランスで進んでいる気がしている（さ）
｢アカシ｣XIIX
ライブをテーマに（ひ）
UNISON SQUARE GARDENでライブをすごいぞって言われだした頃
3本くらいのギターを一人でやる
全部が生音である感じ
バッキングを流すとかしない（ひ）
自分からしか音は流さないというこだわり
暗黙のルールで｢3人が人力でできる音は同期で流さない｣
違和感を感じない
バッキングを流してるのを聞くと｢ずるじゃん｣
チラベルトがゴール蹴りに行くとサブのキーパーが守ってるみたいに思う
ライブは極力人力で
僕はよく｢ギター弾きながら歌ってすごいね｣と言われるけど、ベース弾きながらコーラスしてる田淵も相当だし、ドラム叩きながらコーラスしてる貴雄も大概だし（さ）
すごいですよね
UNISON SQUARE GARDENの場合がそういう曲の作りじゃないのにそれをやってるのが特異性（ひ）
知らなかったからそうなった
｢みんな、同期でやってたんだ！｣
やるしか無かった（さ）
挫けそうになったことは？
難易度が上がって｢違うんじゃないか｣みたいな話になったことは？（ひ）
実はあって、アルバム8枚出してるんですけど、2枚目のアルバムがその時期
｢田淵節｣と言うけど、その時は｢カラオケで歌われる曲が売れる｣という声が大きかった
もっと間引いて、カラオケで歌える曲を、という声が大きくて、｢あ、違った｣（さ）
自分達で曲を作って人前で演奏するというのは変わらない（さ）
XIIXは同期を出すタイプ
XIIXのライブのこだわりは（ひ）
音源の再現性が根っこ
再現性をどうぶっ壊すかでライブならではのものを作っていく
コロナ禍の煽りをめちゃくちゃ受けている
ここからこの曲たちをライブで広めてというのができてない
XIIXだけでなく、顔を出していく才能が身動き出来ない
XIIXのライブはこうなんですというのが言えない
再現性を落としてでもナマとして成り立たせるというのを次のツアーにしよう（さ）
DJ兼マニピュレーター兼…のヒロロン（ひ）
｢No More｣XIIX
対談するのは2年ぶり
相当環境変わりましたよね？（さ）
変わりました（ひ）
どう変わりました？（さ）
社長業とプロデューサー業とアーティスト業を同時にやっている
やばい（ひ）
心配はしてない
どうせ上手くやるんだろうから
自分が大事にしてるのは｢自分はミュージシャンである｣だから
ほかの社長業とかした時にどう動くのかな（さ）
自分は一生ラッパーだから、ラップしてなくてもラッパー
大学行きつつラッパーとか
｢しつつ｣の部分から外的要因が増えれば増えるほど昇華して音楽に関わってくることはすごくある（ひ）
特にプロデュースは自分を客観的に見れる
｢船大きくなったなあ｣
よりかっこよく見せないとという責任、覚悟
アーティストとしてのフィードバックが大きい
時間がないだけ
時間がないのはしんどい（ひ）
睡眠時間だけは確保して欲しい（さ）
睡眠時間はなんとかします（ひ）
ラップって生き様を落とし込む人種だから、当然のように突き進んでるSKY-HIがラップをしてるのがすごくかっこいい
今のアルバムよかった
呼ばれたかった（さ）
下の年齢とコラボしているので（ひ）
あ、それはしょうがないなあ！
上だからなあ！（さ）
幹が太くなったというのがすごいなあ（さ）
ライブをしてる時間は音楽のみに集中出来る
没入はすごい
SKY-HIのステージは俺には絶対できない事をやっているから（さ）
斎藤さんと田淵さんでいうと田淵さんよりですかねw（ひ）
田淵よりw（さ）
｢DRIVER'S HIGH｣SKY-HI
ラストの質問
斎藤さんがアーティストとして今後目指すものは（ひ）
ある意味達成されている
僕は音楽をやりたい人
やれている時点で達成されてる
自分が進むべき道は、自分が良いと思っている音楽をいいと思って鳴らしているだけではダメで、それが届かない人のところにも届くようにする道を作る（さ）
ロック自体が若い
ロックの初期の方で現役の方、60、70、80と年齢を重ねていった時のイメージ
特にUNISON SQUARE GARDENだと手数の問題とかもあるので（ひ）
まあー、田淵がどんくらい動きまわれるのかとか（さ）
田淵さんは80でも行くと思いますよ
ぜんぜん変わらない（ひ）
体が元気じゃないとできない音楽をやってるから無理になるまではやるけど、80になったら無理が来ると思う
その時はそのときでその時なりのやり方があると思う（さ）
やりたいことが変わってくるでしょうし（ひ）
XIIXも再始動
今度こそというところもあると思うので楽しみにしています（ひ）
後日、YouTube｢MUSIC FUN｣でも配信されます！
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楽しかった！
わたし、SKY-HIのことをほとんど知らなかったんですが、中学から早実なんですね（田淵と同じってことは）
中受しておいてその後ジャニーズJrってどういう人生なんこの人w
｢1曲作る間に田淵は10曲｣はちょっと盛ってると思いますが、前にも聴いたような？
歌わない人が作る曲って、
ジュディマリとか確かに高いですね😅
小室哲哉のはなんか嫌がらせのように思えましたけど（TMネットワークの曲はそんなに高くないし音数も多くないように思う）
確かに斎藤さんが自分用に作った曲と音数もキーも違うから、斎藤さんは歌い方を色々試せるけれど、田淵曲だと｢限界に挑戦！｣みたいになりますもんね。でも私は田淵曲が好き。
そして、あの同期を使わない3人、ホントすごい。3人ともすごいんだけど、特にライブだとドラムソロで2人は捌けるけど、貴雄はずーっと舞台の上だもんね。本当におつかれ、と思います。
｢JET. CO｣の頃の話は（プロデューサーもついちゃったし）田淵からはいろいろ聞いてたけど、斎藤さんから聞くのは初めてです。
今やカラオケで歌わせる気なんか微塵もないけど、それを歌ってみる私みたいなのも沢山いて何よりです（だって｢シュガーソングとビターステップ｣なんて未だにランキング入りしてるもんね）。
チラベルトのことを少し解説しておきます。
チラベルトはパラグアイのサッカー選手で、ゴールキーパーです。
斎藤さんやSKY-HIが盛り上がった2002年の日韓ワールドカップの時も代表で、彼かドイツのオリバー・カーンか、てくらい世界的に有名な選手でした。
彼は興奮すると、キーパーなのに自分でゴールしに前に出ていってしまう癖があり、よくフリーキックで点を入れてしまうので有名でした。
ご存知のように、キーパーが前に行ってしまうと、ゴール付近はがら空きになってしまうわけで、そこに｢サブのキーパーが守ってる｣ような状態が｢バンドで出せる音を同期でも出してる｣と斎藤さんは感じたようです。
さてXIIX。
XIIXとSKY-HIが一緒にやったライブ、見ましたよ。
｢BOOM BOOM BOOM｣ですよね。
SKY-HIは自分が、と言うよりも、後輩の紹介のために出たような感じでした。
SKY-HIは最近はラッパーとか元｢AAA｣とかよりも、｢BE:FIRST｣のプロデューサーとしての顔が広まってしまいましたね。
本当に忙しそう。
田淵とは社長をやってないくらいの違いかも？
どちらもマグロかあ。
彼らが80になったのも見てみたいですが、さすがに死んでると思うので、これからも楽しくやって欲しい、としか言えないです〜。
