横田順彌さんの著書(傷みアリ←ウソ)

横田順彌さんの本が来ました!
見てくださいこの傷!!
でもこれ新作!初版!
この「古書感」をわざわざ出してくれた出版社に感謝です!

横田順彌さんの作品は大好きでした。古典SFの研究家としても、天狗倶楽部の研究家としても、そんな人たちを使った作品も。
(この『幻綺行』の主人公、中村春吉も実在した規格外の人物で、私は確か横田順彌さんで知ったんだと思います)

だから、昨年の大河ドラマ『いだてん』に天狗倶楽部が出る!と知ったときは、「ついに私の(?)『天狗倶楽部』が世に知られるのね!」と本当に喜んでいました。
まさか横田順彌さんが、実際の放送を見ることなく亡くなっていたなんて思ってもいませんでした。

天狗倶楽部を知ったのも、めちゃめちゃ変な縁で、
昔田舎に勤務していた私は、

朝乗る電車にグリーン車がついてた(普通車として利用)
→ささってた雑誌を読む→「西郷隆盛がシベリアでライオンに乗って活躍してたとかいう奇天烈な話を書いた人=押川春浪」を知る
→押川春浪を紹介した横田順彌さんの本を読む
→押川春浪が主宰してた「天狗倶楽部」を知る(横田順彌さんの本を読みまくる)
→押川春浪から古典SFへ

という感じで本を読み広げていきました。なので、横田順彌さんは明治を、天狗倶楽部を、古典SFを教えてくれた師匠のようなものです。

いだてん、私は大好きでした。
この本も大切に読みます。

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