今週の「機材車ラジオ」#139(田淵のおひとり様ラジオ#5)

本日は「Normal」の話たっぷり??

━━━━ここから
OP 

前回のラジオで大すべりして部屋帰ってから2時間くらい凹んでた
あーもうダメだ俺は

最近言語化できてきた
結論から言うと真面目なことを喋ってた方が自分の人生むいている
年齢なのか立場なのか
ふざけた俺はもう居ない
ふざけると部屋で2時間くらい凹むから

10年前は恥ずかしくてできなかった
10年たって面白い!人生!

「『Spring Spring Spring』大阪2日目に参加しました
舞洲以来
いい席に恵まれて嬉しかった
セットリストは知ってたけど好きなものばかり」

ちょうど今9年前のツアーをそのまま再現する
業界的にはあまりない
ライブやる理由はいくらでもあった方がいい
『Patrick Vegee 』は秋からまぁまあな本数やる

(「Spring Spring Spring」は)リバイバルツアー第1弾
9年前はZepp東京と大阪と名古屋
見てる人もいなければ
立ち位置がふわふわしてた
その時の光景を今の技術でやったらどう見えるでしょう?
見る方ユニゾン見たい!という人も増えてる
9年前のあのDVDで見てたのをどう見てくれるんだろうという社会実験でもある

体感としては
メンバーも楽しんでる
楽しかったです

5/26発売の
「Normal」の映像について真面目に喋る
おちゃらけた僕はもう居ない
2021年はおちゃらけない

1人で喋ると言うと
ネタ的には自分の商品ならただ喋るなら30分くらいなら行ける

空気感は変則的かもしれませんが
「Normal」の話をします
────
「Phantom Joke」(「Normal」ライブ音源)

今週の放送の意図
「Normal」が今週出る
この放送を聞くと買いたくなる
僕はギアをフルスロットル

2020年は最終的には体力戻ったので
2021年はできるだけライブが出来たら

最初「シングルツアー」
「Phantom Joke」のシングルツアーという名目(あくまで名目)

アルバムツアーだとアルバム12曲以外自由度が少ない

シングルツアーだと3曲以外自由度が増す
何かに対して後ろ向きになるのでなく、
面白そうなことをやってるという僕らが率先して空気を残す
来たくなるタイミングを残す
来たやつがライブっていいなと思うといい
「JET.Co」というアルバム(売れたタイミングとすると「オリオンをなぞる」になるので、それ以前の)
売れないし田淵の曲はよくない
作詞家つけようとかいう話が出て
今振り返るとスランプ?闇の時期
楽しく曲は作ってたけど、苦し紛れにできたものは自分も納得してみんなも納得していい作品だったか?というのは疑問
好きなやつは多いと思うけど
→昨今のセトリからは外れてる
(「23:25」と「ライドオンタイム」のみ、でもこの2曲はファーストアルバム前からやってる)
他の曲はセットリストに入らない

→じゃあこれを入れましょう

「meet the world  time」
「メッセンジャーフロム全世界」
「キライ=キライ」
「コーヒーカップ・シンドローム」
を入れる

次の「Spring Spring Spring」ツアーが決まってたので、「23:25」「cody  beats」入れなくていいな
結果こういうセットリスト
序盤で
「何今更この曲やってんだ」→ねらってるな?

一曲目「Phantom Joke」→
「オリオンをなぞる」
いつものライブか?

→「meet the world time」
なんだっけこの曲?
1回客を撹乱させる

このあと
「アトラクションがはじまる(they call it " NO.6")」
6枚目のアルバムの曲
景気づけにはいい曲を挟む
何と何の間に「JET.Co」の曲を入れるか

第1ブロック終わり


このあと第2
「メッセンジャーフロム全世界」
また「JET.Co」の曲やるんだ?
→アルバムを聞いてる人からするとつながり上次は「コーヒーカップ・シンドローム」しかない
→「コーヒーカップ・シンドローム」
こいつまじで意図的だな?という空気を作る

でセットリスト構成

3曲は盛り上がらなくても
(盛り上がると思ってセトリ作ってないけど)
客のノスタルジーな気持ちにかけるリアクションになれば

「あ、やばいおれの好きな曲帰ってきましたわ」
と上がる人間がいればやり放題になる

名古屋初日が終わったあとにマネージャー「8本で終わらせるのは勿体ない!1年やろう」
オレ的には嬉しかったけど合間合間だとツアー変わる事にスイッチ変わるので、メンバーの勘が着いてこられない

→とにかく早く映像作品だそう
このスゴいツアーが2021年に行われてたんだ

ちょっとでも我々に興味のある人間に見てもらうのはプラスになる(業界にも、人生的にも)

最速の日を相談
5/26発売
なんでマネージャーが興奮したのか
「メッセンジャーフロム全世界」→「コーヒーカップ・シンドローム」の空気に成功を感じた

「BUSTER DICE MISERY」
「Instant EGOIST」
「10% roll, 10% romance」

→3曲負けるわけがない3曲

「RUNNERS HIGH REPRISE」
基本的にはカップリングはやらない
「ファンだったら知ってるよね」はやらない
カップリングはシングルのご褒美みたいなもの

(「mouth to mouse」は「Phantom Joke」のカップリングだから)

たまにやると
何だこのいい曲は!
やらないって言ってたのに…の高揚感
たまにこう言うカップリングの使い方をする

→「キライ=キライ」
セトリには入りづらいけど
かっこよくハマるから
絵的には客が跳ねないけど音的に僕らの力なら勝てる
(「RUNNERS HIGH REPRISE」
「キライ=キライ」)
「ぼくたちのしっぱい」
「流星のスコール」

→盛り上がる感じにしてない
心にはぶっ刺さる

鈴木貴雄ドラムソロ
「パンデミックサドンデス」

「Phantom Joke」頭のセッションとパンデミックの頭のセッション全く同じことやってる
サブリミナル効果
「前聞いたな〜」→全く違う曲

「パンデミック・サドンデス」から
畳み掛け
「mouth to mouse」を最後におくカタルシスは客がわかってる
パンデミックから仕掛けて
「桜のあと」までの4曲で勝てれば成功
見てもらえれば仕掛けてるなと分かる

そんなセットリスト
5/26発売
音源だけ聞きたい人もいると思うのでCDも着いてる
お得だなあ!

UNISON SQUARE GARDENは人に迷惑かけないようにずっとライブやってる
僕はずっと思ってることだったけど、世が世だと伝わらないのでこうやって言葉にしている
バンドやってる音楽があるということは
楽しくしてる人間がいるのを見てたら楽しくない?

「生きててよかったな」と思えれば幸いだと思う

お耳に届けばいいなと思います

「mouth to mouse(sent you)」UNISON SQUARE GARDEN(「Normal」ライブ音源)

────
「さわれない歌」UNISON SQUARE GARDEN(「Normal」ライブ音源)

ED 

エンディングです
ライブ映像のことをしゃべりました
今週のエンディング「さわれない歌」は、作った時から非常にお気に入りなので、僕はカップリング曲に入れてません
「DUGOUT  ACCIDENT」という10周年のアルバムにも入れたことでカップリングの扱いになっていません

告知
UNICITYという物好き集団があるんですが、そこの会員向けに「UNICITY ONLINE」配信ライブをやります
その前にも生番組「ユニゾンTVextra 」というのをやります


リバイバルツアーの第2弾は4枚目のアルバム、JPOP界隈みんな土下座しに来ると思ってた
「CIDER ROAD」
というアルバムツアーのリバイバルを川口からやります

とにかくユニゾンは動き続けるぞ

━━━━ここまで

本日は3400字でした!!
ちなみに前回の斎藤さんふつおた回、あんなに「ほりにし」について熱弁したのに2000字です。

だから、喋るって言ったじゃん!
結局2回聞きました。
セットリスト聞き取れなくて。

2021年はおちゃらけないって、
もう半年近くすぎてるんですが?
あなた、2021年になってから実況中継したりミュージックソムリエしたりしませんでした?気のせいかな??

そしてやはり凹んでたんですね。先週斎藤さんが言った通りです。
斎藤さんは先週「引きずらないで次の体験で上書きする」って言ってたけど、田淵の場合毎週凹み体験が上書きされていくような?


今日の放送はとても田淵らしくて良かったので、凹んでないといいなあと思います(先週の月曜日収録だったのではないかと思うのです)。

昨年のzoomにもなる前のラジオもそうだったけど、田淵は基本とても真面目な人だと思うので、真面目であることを隠さなくていいと思うのです。

それにしても、明日手に入るとはいえ(発送メールが来てた)3曲もライブ音源聴けて嬉しい!
そして「mouth to mouse」でライブが終わったと思ってた私、「さわれない歌ってどこでやったっけ…?」アンコールやん!とっとと帰れって斎藤さんが言ってたやん!

「JET.Co」の話が改めて田淵の口から聞けたこと、それをライブでやってマネージャーが喜んだこと、なんかとても嬉しいです。

…そういえば私はこのライブに落ちまくったので、もう行けないと思い込んで、セットリスト見ちゃったんですよね。
見なきゃ良かった。田淵の目論みにまんまとハマりたかった。

「流星のスコール」と「mouth to mouse」はホントに泣けてきて、あの時も大変でした。
そしてセッション、同じだなんて全く気づかなかった私。

セトリおじさんの企みが聞けて本当に嬉しかった!
どっかで音楽文化を学んでいる学生さんがいたら、「田淵智也のセットリスト構築について」を論文にしてくれないかな?
死後研究されるのでは(死後誰か研究してくれと本人が言ってる)勿体ない!
今なら本人のインタビューもできます。


UNICITYは「物好き集団」でーす!
例えばライブに行っても一言もしゃべらないとか、カップリング曲人気投票やったら田淵19歳の時の作品が1位になり(「スノウリバース」)本人がもにょるくらいには物好きです。

物好きの1人からすると、UNISON SQUARE GARDENてバンドは「お前らのことは俺らは知らない勝手に来たいならこい」と冷たくしているようでいて、とってもとっても優しいです。例えば、「Normal」を通じて「生きててよかったな」と思ってくれる人がいたらいいな、と願うくらいには。

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