キリンジと言えば「エイリアンズ」なのか問題

キリンジと言えば「エイリアンズ」なのか

「関ジャム」のこの回、まさに「またエイリアンズかぁ」と思って見なかったんですよ。

ホントに、キリンジ(兄弟時代しか知らないけど)は沢山いい曲があるのになあ。
関ジャムのせいか、最近になってあのMVを見る人が増えたのにもびっくり。
他の曲も聞いて欲しいです。
私はなんだっけテクノクラートが赤い京急に乗って岬に行くやつ?
とか、鬱が襲いかかるやつとか、前に書いた「千年期末に降る雪は」とか好きな曲たくさんあります。  コードも複雑だけど、2人とも詩人に影響受けてるとかで、歌詞が小難しいの(文学作品みたいな感じ)

さて、この記事中に「キリンジは日本語のイントネーション通りに曲を作る」みたいなことが書いてあるんですが、
曲と歌詞のイントネーションがピッタリ!
と昨今とても評価が高いのは田淵智也さんですね。

『Patrick Vegee』中でイントネーションとメロディが合っていないのは『世界はファンシー』の中の「guitar」だけです!しかも、日本語の「ギター」のイントネーションとしては正しい。英語のアクセントと違うから斎藤さんが文句を言ったけど、日本人しか聞かないと言われ納得したというところ。あそこだけです。

他の曲でも全部イントネーションとメロディがぴったり。さすが「メロに合う言葉を浮かばせる」だけあります。
それがたとえ「ノストラ旦那」と「ダムス兄貴」でもちゃんと合ってる。

でも、他に明らかにメロディとイントネーションと合ってないのって「蛍の光」冒頭以外にありますかね?「ブルーライトヨコハマ」の冒頭とかダメか。

キリンジは、メジャーシーンに乗ろうとはしてないのに、良質な音楽を作っていたから今から見ると「かっこいい」ふうにみえるのかな。

とりあえず頑張れよキリンジ。
私は鬱が夜更けに襲ってくる歌を歌う君たちよりも、保証はないけど手を握ってもいいらしいユニゾンに行っちゃったから。

このブログの人気の投稿

「kaleido proud fiesta」ってどういう意味??

田淵智也さんについて

「ヤダーこのバンドめちゃめちゃ仲悪いじゃーん?!!」今週の機材車ラジオ(#96)