「お人好しカメレオン」で泣く件

(次の日追記・深夜のテンションやべー!ついでに101回目タイトル間違ってるー!!→今から直します)

前の記事で書いたが、いくつか泣いてしまう曲がUNISON SQUARE GARDENにはある。

「お人好しカメレオン」もその1曲。

勝手な解釈なれど、
迷って同調圧力に負けて、多数派のふりしている弱い「君」に、本当は何をしたいの?よく考えてみたの?と言っている。
「君」はいろいろ考えた結果、「僕の手」を掴む。
「僕」は名前なんかない。だから「君」がつければいいという。

君、は歌いかけられている、同じように生きにくさを感じる私たち。
「僕」はこの曲かもしれないし、UNISON SQUARE GARDENというバンドかもしれないし、音楽というジャンルかもしれないし、あるいはアニメとか映画とか、全然違うものかもしれない。
「君」つまり私たちが、人から言われたからではなくて、自分で考えて好きだ!やりたい!と思ったこと。

よく田淵は聴くものを励ます(ついでに自分も励まされる)曲を作るけれども、この曲は「君」の姿がとても具体的なので、余計心に刺さる。
田淵はこういう弱い人達にも歌という形でメッセージを送って、自分で前向こうぜ、と言ってくれる。

めちゃめちゃそれが嬉しくて、「リスナー」という全く形の見えないものへすら愛情を注げる人なんだなあ、といつも思う。

ほんとに親切な人は、弱ってる人の手を引っ張ったりしない。
弱ってる人が前を向いて歩けるように、ただひたすら見守ってくれるもの。
田淵はそういう人だと私は思う。
だから大好きだし、全面的に信頼もしているのである。



…いま田淵が壺売りに来たら買うな、私(嘘です)

他に泣く曲は
黄昏インザスパイ
光のどけき春の日に
流星のスコール
101回目のプロローグ
101回目…は田淵が痛々しくて。
さわれない歌とか。

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