GRAPEVINEの田中さんの文章、教科書に載る

ちょっと古いんですが、bus stop mouseのタムラさんが引用していたので、見つけることが出来ました。
早速読みにいってきました。

一読、はとの話からこの時世、そしてそういう時のアーティストのあり方、クリエイティブな人達のあり方、「どうあるべき」という形はないこと、となんの不自然さもなく文章が流れていくのです。

令和二年4月だから、2020年、コロナがやってきて、田淵さんはミイラになっていた頃ですね。
斎藤さんは曲を作っていて、とにかく完全に「動きが止まった」時だったと思います。
そしてやっぱり「勇気を与えたい」という一部アーティストにちょっと鼻白む思いをしました。

やっぱり思うのは田淵さんのことで、彼はいつも「ライブをやりたくてバンドをやってる」と仰っています。お客さんは「勝手に自分のやっていることを受け取って、勝手に楽しんでくれ」というスタンスを崩しません。
私は田淵さんのそういうところが好きなので、ミイラになってた時は辛かったし、だから1年後のあの凄まじい動きよう(ライブ)があったんだろうと思います。

多くのミュージシャンがこの田中さんの文章に同意するだろうと思いますが、一方、あのころオピニオンリーダーを気取っていた人達はどうしているかなぁ、とも思います。

それにしてもこれが「国語」の時間に読めるなんて、高校生が羨ましい!

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