読書が教えてくれたクイズ王の原点【好きになっちゃう放課後】

私の大好きな田村さんが降臨したということで!

そしてブログの自己紹介に書いたか覚えてないんですけど(覚えとけ)私の趣味のひとつが読書です。
なので見てみたら、なんとサンキュータツオさんの「ヘンな論文」を伊沢が紹介している!!

サンキュータツオさんの著書は単独かつ「サンキュータツオ」名義のものは全て持っています。
「ヘンな論文」も当然読みましたが、面白かった!
こういう、チャプターごとにまとまっている本は、それこそ移動の合間とかに読めるのでよいです。


私にとって本は「渇望」するものでした。
小さい時はあまり本のない家だったので、毎月来る少女用の名作とか楽しみでしたし、伝記は恐怖でした(人が死ぬところが嫌いで怖くて、最後まで読めないという、今思えばとても神経質な子でした)。
引越しの多い家だったので本を所持することはあまり許されず、だから今倉庫に保管するほど本を持っているし、壁一面に本があります。

本によって覚えた楽しさはきっと「知ること」かな、と思います。小説も沢山読みましたが、それよりも付随する情報に関する本を多く読んでいたような。
(元ネタに当たりたくなる、というか)

いちばん楽しかった本は「帝都物語」です。
物語の中に実在の人物が出てきて動く楽しさ、それから知らないたくさんのこと(「考現学」など)を何それ?と元ネタ(今和次郎「考現学」など)に当たる楽しさ、それが自分の趣味にあっていた時の喜び…
あの本はそれが全部詰まっていました。
あの頃はまだ安倍晴明なんて誰も知らなかったことを思うと、ちょっとだけ人より知識が豊かなのが楽しくて仕方ありませんでした。


シャーロック・ホームズシリーズでは、短編だからこそのキレの良さを味わいましたが、その後19世紀のロンドンについて知りたくなって大変!
そこから本を読みまくり。
ハマったので日本シャーロック・ホームズクラブに入ったり(ハマるとすぐなんかやり始める)。
しかしその取っ掛りが宮崎駿も参加していた「名探偵ホームズ」だったりします。


電車の中に置いてある雑誌に、明治時代のとんでもないSFが載っていて、書いたの誰よ?えっ押川春浪?だれそれ?
詳しいのは横田順彌さん?
「日本SFこてん古典」売ってないの??
て騒いだり。
ここから「天狗倶楽部」を知り、「いだてん」に天狗倶楽部出る!と喜んでいたら、横田順彌さん亡くなってしまって。


サンキュータツオさんに戻りますが、私は辞書コレクターとしてのサンキュータツオさんのことはユニゾンにハマる前から存じていました。
それから田淵の友達と知ったあとでしたが、田淵と関係なく、本の内容についてレスしたことにお返事を頂いたことがあります(だってオレの恩師が作った辞書の内容間違えて書いてんだもん)。

そんなこんなで、本は楽しさを覚えたらこんな楽しいことはないです!
最近は本を増やす勇気がないのがちょっと残念。

というわけで、この2人の話はウンウンと頷きながら見ました。
でもね、お腹すいてる時に「野火」はない。一生食いたくなくなる。

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