2001年の今日(9.11)

2001年の今日のことを、私は次の日にこんなふうに書いていたそうです。
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昨日(11日)、夜にテレビを見ていたら(10時少し前?)ニュース速報が出た。内容は「NYで旅客機が世界貿易センタービルに突入」とのこと。「ぶつかったってどういうこと?墜落するにしても随分人騒がせな…」とNHKに変えると、すでにニュースになっていた。生中継でNYを見ると、ビルが燃えている。と、そのうち飛行機が再び飛んできて、隣のビルに突入!
そこで、「これは事故じゃなくて、テロかもしれない」と思い始めた。(この時点で夫にメールを書く。タイムスタンプは22:06だった)
あとは、ペンタゴンに突入、ピッツバーグで墜落、など、まるで悪夢のようであった。
まだ、犠牲者の数も、犯人のめどもついていないので、なんともいえないが、大都市での空前絶後のテロ、未曾有の大惨事、「映画じゃないんだよね?」と目を疑うばかりだった。
ペンタゴンに攻撃が加えられたというのも衝撃だった。といっても私のペンタゴンに対する知識は「ゴルゴ13」仕込みなのだが、ペンタゴンが何の反撃もせずにただやられるなんて信じられない事態だ。
どういう組織がどういうつもりで、これほどの(もしかしたら万の単位かも)人数の、一般の人を巻き添えにして、また組織内の人間も(突入させるってことは)犠牲にしてこんなことを企てるのだろう。どんな悪い人だって、どんな悪い国だって、こんなことをされる謂れはない。怒りで体が震えるようだ。

続報
早くもこの事件が起きてから五日が過ぎた。 犯人らしき人間は「オサマ・ビンラディン」という富豪とのこと。 実行犯の名前もわかり、いよいよ報復の段階に入った。
やはり、戦争になるのだろうか…これ以上民間人が犠牲になるのはイヤだと思うが、日本のことではないので、何もできない。
今回の事件で、飛行機に乗ることへの自粛や、にぎやかなことへの自粛が広がっている。日本人は周りの目を気にしている性癖があるせいか(そのために、特定の宗教がなくてもある程度の秩序を保てるのだと思うが)こういう事件があると一様に誰かを非難する方向へ行ったり、パニックになってデマが流れたりする。最近はネットの発達で、そういうデマも広がる速度が格段に速い。
だが、こういうときこそ腹を据えて、ことの行く末をきちんと見なくてはならないと思う。できるだけ日常と変わらず、何が本当で何が間違っているのか、自分はどう行動するべきか、自分の頭でじっくり考えることが、多分一番状況を正確に把握する上で正しい方法なのだろう。
アメリカでは、アラブ人への嫌がらせが起きているという。イスラム原理主義者が犯人だとしても、一般イスラム教徒とは多分全然違うのだと思う。イスラム教=アラブ系=テロリスト、という短絡的な考えは多分テロ以上に危険だ。

(今読むとあまりにもなネット用語は直しました)
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(Wikipediaより)


メールを書いたとかいてありますが、当然LINEはなく、ていうかスマホもなく、多分パソコンから書いた気がします。
ひとりでテロ画像を見ているのはとても怖かったのです。


今は当時よりイスラム系への理解も深まった気がしますが、宗教観の違いというのは大きいなあと今も思います。
あとわたし、なんか政治ジャーナリストみたいな書き方してたのなw若かったのね〜

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