地下鉄サリン事件から26年

地下鉄サリン事件から26年だそうです。
これを大人になっていたわたしが知っている、というか体験しているようなものなので、推して知るべし私の年齢💧


1995年は夫のドイツ留学に伴って私もドイツに行くことになっていました。
しかし!私はドイツ語は全くわからなかったので(第二外国語は残念ながらフランス語)、習わなきゃならない!
ということで当時習いに行っていた先が「ゲーテ・インスティチュート」というところでした。何しろ夏には行かなきゃならないので、このレベルを必死に習っていました。

コースも詰め込んでいて、月水金の午前中全部それに当ててた覚えがあります。

そして3/20月曜日。
いつものように登校して、授業をいくつか受けたのか、受ける前だったのか忘れたのですが、先生方が騒いでいます。
先生方と言ってもみんなドイツ人なので、ドイツ語しか聞こえないのですが、
「Giftgas」というのと、
「U-bahn」というのだけ聞き取れました。

超初心者ながら、「gift」が「毒」という意味なのは知っていたので(「ギフト」なのにね〜的な意味で)
「毒ガス」?「地下鉄」?
というのはわかって、友人と、「いやまさかね〜」
と半分ビビりながら話していたのを覚えています。

概要がわかってからは大変でした。
私が乗ってきた丸ノ内線もやられたというし、夫もそれに乗って会社に行ったわけです。

夫はいつも早くでるので助かり、私も8:30からの授業かなんかのため早く出ていて助かったのでした。ほんとうにラッキーだっただけです。都内の人はそういう人がすごく多かっただろうと思います。

あの日は亡くなった方(なにしろサリンがよくわからない上、触ってしまった駅員さんが亡くなりました)はもちろん、負傷した方が多く、本当にカオスでした。

それから地下鉄にゴミ箱がなくなったわけですが、ドイツに住んでいたときも、日本でちょっとあった「異臭騒ぎ」も全部それ関連と思われるのか、なかなかでかい扱いでびっくりしました。

改めて、被害に遭われた方のご冥福と、一刻も早い回復を願ってやみません。

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