「音楽は衣食住の外か?問題」
ebaさんが「THE KEBABS 激突」にいらしていたみたいで、感動のツイートをしていました。シノダさんも「バンドっていいね」ってツイートしてました。
それで、思い出したのが、今も多くのバンドを覆ってるかもしれない「エンタメは衣食住の外だから(今は我慢しろ)」という言葉・概念です。
UNISON SQUARE GARDENはだいぶ前から「有観客」ライブを始め、今もずーっとツアーを続けていて、他のバンドから「羨ましい」と言われた、というのは、以前斎藤さんがラジオでおっしゃってたこと。
私は「ライブあるなら行くっしょ」の方なので、空気が読めない(しかも都市の人間なので同調圧力少ないほうだし)のかもしれませんが、まだ、昨年から続くその「エンタメなんて必要ないっしょ」という空気は色濃いのかもしれません。
そこで、先日めっちゃいいことを聞いたのを思い出しました。
子供は芸術系大学に入ったのですが、そこの学長さんが入学式におっしゃったことです。
「音楽はもともと共同体とともにあり、祭祀を行う際には欠かせないものでした」
そうなのです。
よく考えてみたら、神代の昔、天照大御神が天岩戸に隠れたときにすでに歌い踊ったじゃありませんか?
そんな頃から、日本人にとって歌や踊りは欠かせないものだった…つまり衣食住より「先」に来るものなんです、本来は。
なのに、バンドは黙ってろ的な風潮があるんだとすれば、そんなこと言ってる人は教養のない人だなあと思います。
また「まんぼう」とやらでイベントの人数が減らされるかもしれないという動きもあり、心から悲しく思います。
神を思うなら音楽を。