XIIXの歌詞とUNISON SQUARE GARDENの歌詞のイメージ

来週XIIXだよ!ということで、久しぶりに(ヲイ)一通りXIIXの曲を聴きました。

斎藤さん、最近も曲作ってるとか先月仰ってたかな?で、歌詞について「自分の中に潜り込む作業」と仰ってて、歌詞を見ると、韻の踏み方の丁寧さもさることながら、すぐ出てこないだろう言葉たちを見つけている感じがすごくします。言葉探しが丁寧というか時間がかかっていそう。
だからこそXIIXは大人っぽいのかもしれません。

一方多作と言われる田淵さんが作ったUNISON SQUARE GARDENの曲を聴いてみると、メロディラインにバチッとハマる歌詞をぱっと思いついてるんだろうな、というスピード感みたいなのを感じます。
もちろん「迷子のため息.com」みたいに、ほんとに語呂がいいだけのあんまり意味のない言葉も多用されていて、だからバランスがいいのですが、田淵さんの場合は元々自分の血肉にしてる言葉を持ってきてる気がするんです。「どんどんすごい勢いでロマンチックになるぞ」という意味で「等比級数的に(ロマンチックになる)」とか。等差級数じゃないのね、と一聴して思った私。

以前、たっちレディオの今かかっているED曲(「High Touch Scenario」)をみんなで作っている時に、これはどうでしょうと歌詞を提出したら、かなり直されまして(作詞チーム、もう作業終了と思っていたので泣いた)、その際、サビのところの歌詞を「こうしたら?」と秒で作ってくれたんです。(もちろん、歌詞の欠片、これを入れましょうというワードは決まっていてのことですが)あまりの速さにびっくりしました。

THE KEBABSでも五分で曲作ったりしてるので、そんなスピード感なんでしょうね。「ナノサイズスカイウォーク」もそんなスピード感で出来た感じがします。

速読派とじっくり読む派とか、遅筆と速筆とかどちらがいいという訳ではないので、両方の作詞が見られて楽しいと素直に思っています。

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