自殺について。

「赤い公園」の津野さんがこんなことになってしまい、ある意味私が好きな人たちに1番近いので、とてもショックだし、あの人たちは大丈夫だろうか、ととても心配している。

三浦春馬にせよ、竹内結子にせよ、メンタルはもともと少し病んでいたのかもしれないけれど(そこは私は詳しくないので知らない。ただ、津野さんは少し病んでいた気がする)、やっぱり最後、背中を押してしまったのは、「コロナでぽかんと空いた時間」だったのだろうか。それに+して「自分の今後、需要が再びあるのか」ってことか。津野さんは「またライブができるか」ってこともあっただろうし、エンターテインメント不要みたいな論調(だからSNSはしないほうがいいって)を読んでしまったとか。

すごく前に書いたが、私はメンタルを病んでいる。1日に、人が引くくらいの量の薬を飲んでいる。それだけの量を飲まないと、私のメンタルは安定しない。
まだメンタルクリニックにきちんと通うようになる前は、何度もホームから線路を見つめたりした。でもそのときは「最後のひと押し」がなくて、だからまだこうして文を書いている。
(なお、線路を見詰めた頃から薬で安定するまでは、なんだかんだあって20年近くかかっている)

コロナでみんなが家にいるようになったとき、我が家は幸いにして、経済的な面でのダメージはなかった(夫に感謝)。それに、少々窮屈でも、お互い相互監視みたいになって、あまり大それたことはできなかったように思う。
更に、私は幸いにブログが生き甲斐みたいになった。好きなことを書いて、好きな音楽を聞いて、それでもさらにヤバいときは、「アンネ・フランクごっこ」(自分は今隠れ家に住んでいて、外に出るとゲシュタポに捕まる、とかって考えたらどう?と思っていた)を頭の中でしていた。
まあ、1日誰とも喋らない日がなかったから、なんとかなったのだと思う。薬も飲んでいたし。

でも、病んでいて、一人暮らしで、医者にかかってなかったら?
誰とも話さない日があったら?
将来が不安だったら??
なのに考える時間がたっぷりあったら?
…やっぱり、それが最後のひと押しになってしまうのかもしれない。

めちゃめちゃ怖い。
「医者に行きなよ」って言葉は、よほどの親友でも口にできない(心配していたとしても)と思うのだ。本人が「今自分はヤバい。医者に行こう」と思わないと。
ましてやテレビや新聞やネット記事のついでの案内、あんなのじゃ無理。もうどうしたらいいかわからない。

「PACAOさん」はツイッターで、カウンセラー受けているということを書いてた。田淵は(いきなり本名かい!)ミイラになったことを明かしたけれど、医者にかかったかどうかは知らない。本人は「もうミイラじゃなくなった」と言い張っているけれど、聴いてたりしてるときに、ちょっと不安なときがある。
…斎藤さんは多分大丈夫じゃないかと思う。

ここんところ何回も書いたけれど、ミュージシャンの活動時間帯は知らないのはもちろん、メンタルなんてわからないのだ。本当に心配だ。
(なお、見るからに病んだ例としては小沢健二。病んでアメリカに行ってしまい、20年近く帰ってこなかった。今は家族がいるから多分大丈夫。薬でコントロールしてるだろうし)

私は田淵と違って、友人に逝かれたこともないし、大好きな人に死なれたこともないのだ。ずーっとバンドには音を鳴らし続けてほしいのだ。
…ファンとして図々しいだろうか。





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