「転生内親王は上医を目指す」
転生内親王は上医を目指す ブログを読んでくださっている方は、ひとつの記事の文字数が多すぎることにお気づきだと思いますが、その通り、私は文章を書くのが好きです。 そして同じくらい?いやそれ以上に読むのが好きです。 私はなにかの依存症ではありませんが、あえて言うなら「活字依存症」です。 小さい時から、運動が苦手というのもあり、外で遊ぶよりも家で本を読んでいる子でした。 そんなこんなで、現在は本だけ貸し倉庫に入っていたり、壁一面本棚だったり、そこに入らない本がそこかしこにあったり、まあ要するに ヤバい 状態なのですが、そんな本の虫も、いよいよ所有しなくていい本は電子媒体で読むことにしました。 漫画とか、雑誌とかです。 そんな中、とうとう「なろう」を読む人になってしまったんです。 まあ…コロナが悪いですよね(人のせい)。 で、一通り異世界転生ものとか読んだりしたんですが(しかしアニメにまではまだ手が出ない)、昨今電子的に積読してたのを読み始めたら面白かったのが 転生内親王は上医を目指す です。 内容は、平成末期、城マニアの若い女性研修医が亡くなって何故か明治時代の内親王(すごい美人)に転生する、というものです。 この内親王はただの医師ではなく「上医」(国をも癒す医師)を目指す物語で、明治の元勲が山ほど出てきます。 上医なので政治経済にも通じていないといけない、というわけで、元勲(大体はファン)に鍛えられていきます。 恋愛面でめちゃめちゃ奥手、というかトラウマ持ってたり(ちょっと平成生まれにしては不自然かも)、大山巌が無敵すぎたりしますが、彼女が未来の記憶を持っていた(しかも日本史が好きで詳しかった)為に、待ち受けるいろいろな災難を避けることが出来たり、当時なら出来なかったであろう治療ができたりして、面白いです。 これ書いてる人は余程資料読み込んでいるんだろうな、というのと、キャラの動かし方が上手いので、日本史がどう変わっていくのかも含めて飽きません。 ここ数日ずっと読んでたら、とうとう最新話まで追いついてしまい…はよ先が読みたい なおヒロインはこの方! 増宮章子内親王 なんでこんな夭折した方が医師に?という理由もちゃんとあるので、興味のある方は是非読んでみてください。