「UNISON SQUARE GARDENの凄さについて」言語化してみる
昨日、鹿野さんが、「ファンの方は皆さんご存知と思うので 」とツイートしていた、ユニゾンの「凄さ」について、言語化してみようかと思います。
ただし、私が見た印象なので個人の感想です。
【メンバーについて】
バンド結成してから20年近く、きちんと休まず活動している。
斎藤さん…XIIX
斎遊記
田淵…Q-MHz
アニメソング曲の提供
DIALOGUE+の音楽プロデューサー
「アニソン派!」主宰
THE KEBABS
貴雄…PACAOとしての活動
PACAO CUP開催
と、それぞれ別の顔を持ち、別の場所で培ったことを持ち帰っているから、バンド内の換気が良い。
3人とも楽器の演奏技術がくそ高い
斎藤さんのミックスボイスは唯一無二
【楽曲の良さ】
その多様性故に「UNISON SQUARE GARDENらしい」という一般のイメージが作られていない。
(デモをもちろん聴いたことがないが)それぞれの楽器のある意味主張の強いアレンジと、それでいてまとまっている楽曲群
アルバムを作る際は順番にこだわっているため、1枚最初から最後まで聴き通したときの「読後感」が豊か
歌詞に意味があるようでないような、英語以外にも古語や漢語や難解な専門用語を入れることがあり、知らなくても気持ちよく聴けるが、知るとより深く聴ける
基本的にラブソングはない(あってもベタベタだったり失恋したりするものはない)
「生きて欲しい」(「Invisible Sansation」)に代表されるような、生への基本肯定が多い
たまにファンに向けた愛情を曲にしてくれるので嬉しい
【ライブ】
音圧がすごい
何本も入ってたギターを1本にしたとは思えない音の厚いライブアレンジ
貴雄のドラムソロとパフォーマンスは見るべき
田淵のライブパフォーマンスはひとの目を捉えて離さない
貴雄と田淵はイヤモニをせず、生の音を聴きながら演奏している
歌いながらギターをあれだけ弾いて、何もしてませんが?みたいな涼しい顔をしている斎藤さん
なお3人とも音源以上のライブなので、そのまま音源化されてもむしろそっちが好きな人もいたりする(私のことだ)
MCなしでも全く飽きない1時間半
→音楽だけで何千人を惹きつける
歌のところだけでなく、間奏でも充分乗れるしそこを聴くだけでも楽しい
セットリストが考え抜かれていて、毎回度肝を抜かれる
というわけで
やべー
スゲー
バンドなのです、UNISON SQUARE GARDENは。