啄木鳥探偵處

文学が好きなので、「啄木鳥探偵處」を見ている。
啄木鳥探偵處 公式サイト
ちょっとグロいのだけど(そして啄木の性格が史実どおりに最悪)なぜか文豪しかいない(笑)ミルクホールとか出てくる。

金田一京助さんと石川啄木が同じ部屋に住んでいた(そして家賃支払いはもちろん金田一さん)のは短期間(明治41-42年)なので、多分アニメ化するときに時代をずらしているようで、今回の事件は
・芥川龍之介が学生
・でも夏目漱石の弟子になっている
・萩原朔太郎がまだ群馬に帰っていない
・平井太郎(後述)が子供

というのを考えると大正4-5年かなあ?と思うのですが、明治45年に啄木は亡くなってる💧。まあいいや、そんな世界ということで。
「いだてん」でも描かれていましたが、12階のふもとって本当に治安が悪くて私娼窟がいっぱいあったみたいですね。
しかし、萩原朔太郎が陰キャすぎ!
さらに芥川龍之介がいろいろ言ってるけど要するにカッコつけてるだけ!(笑・あと、若山牧水に「アンタの『吾輩は犬である』読んだよ!」と言われてイヤな顔をしていたけど、その小説は一般に知られてない(雑誌とかに載ってない)し、さらにタイトルは『吾輩も犬である』だ!)

最後に平井太郎くんは石川啄木に二銭銅貨をもらいます(ちなみにあの二人の隣の部屋に住んでいる設定)。
すご〜くあとになって(大正12年)、彼は『二銭銅貨』というタイトルの小説でデビューします。そのときにペンネームをつけます。「江戸川乱歩」!

アニメ協力に平井憲太郎さん(江戸川乱歩の孫)の名前もあったぞ!

…年代のの矛盾がなきゃいいんだけどなあ〜。

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