「へんな論文」「もっとへんな論文」読みました!

さっきの記事を書いてから今までの時間で「へんな論文」「もっとへんな論文」読みました!

おもしろかったよーー!!

いろいろおもしろい論文が有りすぎてもう泣きそう。
湯たんぽのとか、床山とか、「プロ野球選手と結婚する方法」とか、心理学なのに「カブトムシのひっくり返り方」とか。
カブトムシのは、あまりに描写が文学的過ぎて、娘が初めて寝返りをうつまでのドラマ(いろいろネタを使って音で注意を引いたりして寝返るまでずーっとビデオ撮影してた)を思い出しました。
あと私も女子高女子大育ちなので、「共学ならば男子が担っていただろう」社会的な立場とかも経験しました。ちなみにうちの高校もジャージの人多かったなあ。なぜか白衣着ている人も。白衣で、下は上履きじゃなくて便所サンダルみたいなの。あと、夏はスカートを持ち上げて下敷きで中に風を送るという男子に知られたくないこととか。

そして今日の「たっちレディオ」で田淵さんが言ってた、漱石の移動手段についての論文が、論文のスタイル込みで面白かったです。
手に汗握ってしまいます。所謂「論文」のスタイルではないけれど、だからいいドキュメンタリーを見てるような感じすらしました。

たくさんの人にこの本を読んで、研究って楽しいんだよってわかってほしいです。
最近は、UNISON SQUARE GARDENのライブの「セトリの構築法」とか、研究したいネタはたくさんあるんです!

あと、祖父の米寿の祝いに渡すため、インタビューや書籍で調べた祖父の記録(給料とかの記録入り)を書いたりしました。そういえば母もサンキュータツオさんのお父様と一緒で、満州生まれです。



最後に。
「へんな論文」の最初のコラムに書いてあって驚いたのが、卒業論文について。(私の恩師は「卒論」と略すのを許しませんでしたので、このまま書きます)
学士の卒業論文で大学の雑誌(紀要)に載るのは優秀な論文…

え…

載ってるけど…

別に優秀ではないが…

私の卒業論文は二人の先生が査読したはずです。
それで、口頭試問のときに、たしか
「卒業論文発表会で発表したら優をつけてやる」
と言われたのです。

恩師はとても厳しい先生で、優なんてつけてくれることはほぼありません。でも、条件をクリアすればもらえるのね。…と思って在学生向けに発表しました。


しかしその後、
「紀要に載せるから抄録にしろ」

もうね、やるよ優のためなら。

というわけで、一般企業に入社してからも半年くらいかけたかなあ。先生にダメ出し食らって書き直しとかしながら書いて出して…

だから載ってるだけなのですが…


ちょっとググってみたら参考文献として引用してる人とかいる💧やめろあんな小娘の卒業論文(あくまで優と引き換えしかも抄録)。私の専攻はサンキュータツオさんと同じ国語学なので、タイトルがヘンではなく残念(内容も)。大学院に行かなかったのは経済的な理由と田舎の親の偏見で「ダメ」と言われたからです。でも、大学院に行ってたら今の家族はないし…
というのが人生の面白いところというか残念なところというか?

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