クイズ番組と東大王

 一昨日、「東大王」が終了しました。
もうテレビは余りみていないこの頃ですが、最終回だと鶴崎さんと水上颯さんがでるというので、母とLINEしながら見ました。

しかし最終回というのに知らない人を出すのはどういうことですか?
光ちゃんはお仕事しているから断ったのでしょうか、紀野紗良ちゃん(字は合っていますか?)とかにも断られたのでしょうか?
いきなり知らない人を出されても困ります。

あと、久しぶりに見たので、現役東大王が質もタレントとしても小粒なのに驚きました。
(これでも東問言兄弟はQuizKnockでいつもみていますし、問言兄弟や後藤くんは高校生クイズから応援しています)

東大王は東大生ならいいのではなく、クイズに強くなければなりません。しかもタレントとしてのオーラがないといけないのです。
初代東大王の4人のうち、クイ研ではない光ちゃんの毎週やってくる努力と持って生まれた品や、最初は全く笑わずまあ性格が悪そうだった水上颯さんが最後にはニコニコになったり、見るからに数学オタっぽかった鶴崎さんがにこにこになっていったのが良かったのです。
そこらの東大生が見たいのではありません。

また、「東大王」はタレントを出した時から堕落したと私は思っています。
それこそクイ研だから答えられるようなむっずかしい問題を直ぐに答えるのを見るのが好きでした。
そうでないと自分の知識のブラッシュアップにもならないからです。

(思えば「知識検定」第1回を受けたのも、この辺のクイズ番組が影響していたかも知れません。伊沢さんや水上颯さんと同じ回で受けました)

しかしタレントが出るようになってから「なんでなぞかけ?」「なんでヒラメキ?」という謎スタイルのクイズ(クイズなのか?)が増えました。知識がなくても解けるのはタレントには有利ですが「知らないことを知りたい」私には全く興味の持てないものでした。


さて東大王最終回に戻ります。
現役東大王が次に進めないレベルだったのにも驚きましたが、2次予選で水上颯さんと鶴崎さんが当たったのに(これ自体はとても楽しかったです!)鶴崎さんが勝ったのに当日用事で来られないというのにもビックリしました。
せめてその次には水上颯さんがいて欲しかったのにいないし。

まあその辺はガチだったのかもしれませんが、知らない2人が進んでいたので、全く思い入れることができず(そもそも鶴崎さんか水上颯さんを応援していたので「だったら伊沢さん優勝やろ」ともうわかってしまいました)つまらなかったです。

「東大王」の功績は、伊沢さんが有名になったので「QuizKnock」が今のようにできるようになった、ということでしょうか。
QuizKnockは東大出身者が中心ですが、必ずしも東大出身者ばかりでは無いというのも、「東大王」がベストな形なわけではない事の証左かなあと思います。


QuizKnockの特徴で、「絶対に動画には女子が出ない」というのがあります。恐らく「推し活」をするだろうファンのことを考えてのことと思いますが、
クイズのできる女子=頭のいい女子は男子にあまり好かれないという実態もあるのかなあ、と思います。悲しいことですが。
「東大王」でもファンが多かったのは完全な「高嶺の花」である鈴木光ちゃんだけだった(男性ファンが多かったかは不明。女性で憧れていた人は多かったかなと思います)ですよね。
クイズに強いのに解答のさまが美しいというのはなかなか同居しないものですね。


そんなわけで、東大王の功績は「QuizKnock」を成立させた、ということで。


私は「Qさま!」もQuizKnockメンバーが出る時は見ますが、そんなに難しくないのと、ヤラセが目立つので毎回は見たくありません。
昔の素人が出てるクイズの方がガチで良かったかもしれませんね。




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