メンバー3人のこと。改めて考えてみました

さっきのツイートを受けて、いろいろな思いがこみ上げてしまって(しかも完全外部からなので多分勘違いだし、そうあってほしい)冷静にかけない部分があるかもしれないんだけど、昨日終わってそもそも書こうと思っていたことなので書きます。

私にはユニゾン関連の友人がいない(そもそも友人ほぼいないんだけどね?胸を張って「親友」と言える唯一の友はメンタルの病気なので悪くてメールもできない)のだけれど、ライブのときにちょっとだけ知り合いになった人と話す機会がありました。
それまでは私が勝手に頭の中でこねくり回していたイメージだったりしたのだけど、人の話を聞くことで見方が変わったりブラッシュアップされたりしたので、まとめてみました。

前提として、私は結婚していて、子供を育てて(だいぶ育った)、さらに年齢が彼らよりかなり上です。
したがって彼らが今直面していることはだいたい私は体験したあとなので、少々上から見た感じになるかもしれません(見下してるのではなくて、俯瞰してるに近いです)


斎藤さん。
感覚過敏ぽいところがうちの子に似ています。
多分じゃなくて気が強い。
負けず嫌いで、そのための努力ならいくらでもする。
多分自分をかっこよく見せたい。
でも、真っ直ぐでまっとうな人だなあと思います。
たしか一年前に「精神的に健康」と書いた記憶がありますが、そのイメージは変わりません(あくまで3人の中で、ですが)
多分3人の中で1番「すくすく」育ったんじゃないかと思っています(ただしODなのか朝が弱すぎる弱点あり)

ただ、一番厄介なファンの多い人だと思います。そしてあからさまには態度に出さないぶん、そういう人たちに対して死ぬほど冷たいのでは。

私は、ユニゾンの斎藤さんも、XIIXの音楽も好きです。一昨日、ライブで耳がつかれたから、帰りに「USELESS」を聴きながら帰る程度には好きだし、これからも追っていきます。
昨日のきつそうな声を聴いて、XIIXは、斎藤さんが歌いたい曲を歌いたいように歌ってるし完全に歌込みで「表現の場」だなあと思ったりしました。
彼はユニゾンとXIIXとをうまくバランスとっていける気がしています。



田淵。
ああいうのを八面六臂と言うんでしょうね。
思えば見るからにソレ(発達波あり傾向)だったので、慣れてるメンバーの指摘(しないと変な姿勢だったり動き続けたりする。あと忘れ物)の優しいこと。
この人は育ってくる過程で記憶を失うほど辛い体験をしたぶん、人に優しいです。
おそらくはめちゃめちゃ気を遣うんだと思います。
個人的には、発達に波のある人は突発的になにかしちゃったりするのに、空気は読めるから、後でめちゃめちゃ凹む傾向があります。そして、環境が変わったりストレスがかかったりすると、精神疾患を患う可能性がとても高い(近所で見てきた)のが心配なところです。
ただでさえ、とても(日本語で言う)ナイーブな人だと思うので。
あと自己評価が多分低い。
なんか支えてくれる人が、それもぜ〜んぶわかっている人が近くにいるといいのですが…(ひとりでいろんな癖を社会に合わせて調節するのはものすごいストレスだと思うので)
私が一番好きなところは、まあそういうところもですが、自らの努力した結果について、きちんと認識していて、良いものだと思っているところです。大学を出たこととか、教養を積めてよかった、糧になったし色んな所で役に立てている、とちゃんと認識できる人って実はあんまりいないです。だいたい、大学でちゃんと勉強した人少ないし。
(彼の「一流と言われる大学を出て」ってフレーズ、イヤミに聞こえる人も多いかもしれないですね。近所に「ほんっとに早稲田出てこれ?」みたいなやつをいっぱい知ってるので、「ちゃんと勉強した」と言えることはホントに素晴らしいと思っています)


彼の活動については、THE KEBABSは買うし配信は見るけど、ライブには多分行きません。本当に佐々木さんの声がだめで…ごめんなさい佐々木さん。
アニソンはできるだけ追いたいのですが、キャピキャピした声が苦手なので、「せっかくの田淵の曲がが台無し〜」と思うこともあり、追いきれないときもあります。



貴雄。
さっきからずーっと泣いてないのに涙が流れ続けているのは貴雄お前のせいだ。
彼の状態が今どの程度なのかわかりませんが、彼が患っていた病気は私と同じです(そのへんについてブログ書いてくれるといったけどちっとも書いてくれてないしそもそも忙しいしブログより配信だし)。
そんなことは全く知らないときから私は彼のPACAOとしての配信を見ているわけですが、「ゲーム配信をするのは音楽で救えない子達のため、そして自分のためでもある」というのを読んだときに、この人にとってはゲームは体の中の欠かせないものなんだなと思いました。

私はゲームをやらないし、お酒も飲めません。だから田淵の楽しさも貴雄の楽しさも本当の意味ではわからない。けれど例えば本を読めなくなったら、そしてこのブログが書けなくなったら、と考えると、「楽しいこと」の半分くらいは持っていかれると思います。さらにユニゾン聴いちゃだめと言われたらもう人間としてダメダメになります。

貴雄にとってのドラム(というかユニゾン)とゲーム配信はそういう両輪なんじゃないかと思っているのです。

私がPACAOの配信を見始めたのは、単に「鈴木貴雄がゲーム配信始めたってよ」がきっかけでしたが、PACAOの罠に見事にはまったというか、ユニゾンという本当に「さわれない」バンドの人が、コメント読んだりしてくれる世界が別にあるのは、私にはとても新鮮だったし、嬉しかったです。
そして未だに🦑に興味が持てないのはどうか💧という気がしますが、ゲーム配信というのも初めて見るようになったらとても楽しくて、配信がない日はつまらなくて…というようになりました(特に生配信になってから。PACAOもそうだと思います)。

PACAOはたしか「こんな世の中で凹んでしまう子たちのために」配信を始めたんだと思いますが、PACAO自身も生の声を聞けて(読めて)楽しいんだと思います。
そこにいるのは、ユニゾンでもない、斎藤ファンでも田淵ファンでもない、(何なら貴雄ファンでもない)PACAOのファンですから。

ですが、貴雄に話を戻すと、グッズ制作でスタッフとぶつかっていた…
いつかPACAOが胃のあたりをさすっていたことがあり、「胃が調子悪いのか?ライブ近いが大丈夫か??」と思ったことがありましたが、それはゲーム内で頭にきたのを「怒りを流すため」にさすって下に流していたとのことでした。
貴雄としての打ち合わせやらなんやらでもそんな思いをすることがたくさんあったんじゃないかと思います。
少なくともPACAOを見る限り、人とトラブルを起こすほど「我が強い」ようには見えないのです。
(私は「スタッフがクソ」説を推したいのですが、スタッフは声を上げられないので、あまり主張しないでおきます)

悲しい思いをしないように、PACAOが楽しいのを観察してこちらも嬉しくなるような気持ちで配信を見ている身としては、PACAO違った貴雄がイヤな思いをしているのはイヤなんです。

昨年は自死を選ぶ有名人が多くて、人が自殺するのをなんとか止めたい、と強く思っている貴雄が、「赤い公園」の津野米咲さんのこととかどう思っただろう?とその時思ったりしました(さらに、親しかった田淵のことも)。

そんなこともあって、私はPACAOに助けられているし、PACAOはみんなに助けられているんだと思っています。

生配信で顔出しを始めたあたりから、「PACAO」に依存しつつあるのでは…?とちょっと心配しつつも、でも精神状態が健康になれればいいか、と思っていたのですが、バンドの方の大切な存在意義である「グッズ制作」をなくしてしまっては、片方の軸足の「UNISON SQUARE GARDEN」がブレてしまって…とか、あるいは貴雄の精神状態が…とか本当に心配です。
ましてや、「他のメンバーが手伝った」
ということは、本当にうまく行かなくて貴雄が放り投げたのでは?2つ作ったグッズはエンジョイするのに「頑張った」なんて。

貴雄にとってのUNISON SQUARE GARDENがこれまでとこれからも変わらないといいのですが。

貴雄の精神状態と、貴雄のUNISON SQUARE GARDENへの思いと両方心配です。


分量見てないけど特に斎藤さんは完全にアペティートですね💧
ごめん斎藤さん。でもXIIXは追うから許して。


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