今週の「憂国のモリアーティ」

「憂国のモリアーティ」、アイリーン・アドラー改めジェームズ・ボンドくんがモリアーティ一派?に馴染んだ話と(しかしなんでモランは全裸なんだ)、「ジャック・ザ・リッパー」事件が並列で描かれてました。
「ジャック・ザ・リッパー」事件、すなわち「切り裂きジャック」は19世紀末のイギリスを震撼とさせた事件で、ちょうどシャーロック・ホームズの活躍時期とかぶるので、切り裂きジャック事件を解決しようとするホームズ、というパスティーシュが多く書かれています(あと、確か夏目漱石の留学時期ともかぶってて、彼がそれに絡んだりしたのとか)。

「憂国のモリアーティ」では、「切り裂きジャック」は本人が別にいて、偽物が悪いことやってるという話でしたが、これがまたホームズ譚と絡んできて面白いのでお楽しみに!

ところで、タイトルの「ホワイトチャペル」ですが、ロンドンの貧民街で、数年前に赴任していた夫に聞いたら、やっぱり今でもあまり治安の良くない地域なのだそうです。ロンドンの東側(だいたいどの都市でも東のほうが治安悪いのはなぜ?)だそうです。

私は「イーストエンド」というのは知っていましたが、「ホワイトチャペル」という地名は知らず、この漫画で知りました。

また、逆に「SHERLOCK(カンバーバッチの)」に「ベルグレービアの醜聞」という、やっぱりアイリーン・アドラーの出てくる話があるんですが、この「ベルグレービア」というのが、ロンドンの中でも超高級住宅街というのも、ロンドンに旅行に行って知りました。

どちらも知らなかったらタイトルに隠れた意味がわからないので、わかって楽しかったです。

東京だったら…

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