fun time COUNT DOWN 2021-2022(と、「新春わくわくミニライブ」)
なんか…凄かったですね…
今まで、触れちゃいけないと思って見ないようにしてきたものを見せられて「こういうことも世の中にあるんだから目を逸らさないで見なさい」と言われたような。
とりあえずセトリです。
斜字下線は女王蜂の曲です。
Catch up, latency
雛市
(「僕は一晩3万円」の方の歌詞)
火炎
夜天〜BL
(娘号泣)
君の瞳に恋してない
シャンデリア・ワルツ
cody beats
催眠術
(娘号泣)
KING BITCH
P R I D E
HALF
(娘号泣・これで女王蜂が好きになったとのこと)
(モノクロに変化)
セッション
Own Civilization
(色が戻った)
パンデミックサドンデス
マスターボリューム
(アヴちゃん泣く?)
Q(「金星」の歌詞が入る)
十
Introduction
(娘号泣)
Introductionアレンジ→ドラムソロ→Introductionアレンジのセッション→
徹頭徹尾夜な夜なドライブ
シュガーソングとビターステップ
センチメンタルピリオド
まず、多分「Catch up, latency」の最後「敬具 結んでくれ 僕たちが正しくなくても」からの繋ぎだと思うんですが、いきなり「僕は一晩3万円」。
タイトルが分からないので調べたら、どうも音源では大人の事情で違う歌詞のようなのです。でも本当は「僕は一晩3万円」。
歌詞を読み込んでしまいました。
田淵の「僕たちが正しくなくても」とアヴちゃんの言ってることはレベルが違いすぎる。
その後も、父親からの虐待、家庭内暴力の曲、やっぱり体を売ってるらしい情景の出てくる曲…
からの「君の瞳に恋してない」。いや違うんよ、救ってくれる内容はきっとそういうレベルじゃないんよ、と言ってるうちに、救いのない女王蜂の世界へ。
BLやHALFみたいな、生まれのことや、ジェンダーのことや、そこから味わっただろういろんな屈辱は、私にも想像がつかないことで、とにかく目の前が真っ暗になりました。
これが全部「薔薇園アヴ」という人の作り出している幻影だとしたら、見事に引っかかったわけですが、多分そうではないんでしょう(さすがに僕は一晩3万円とかは違うと思いますが、まあそういうのが身近ではあったのかも、と思います)。
そこからUNISON SQUARE GARDENの方も飲み込まれていく感じで、マイナーコードの曲が続きました。
今回のコミケ関係で私も腹が立った時に歌った「パンデミックサドンデス」とか、そうなんですけど、やっぱりレベルが違う。
田淵にいろいろあったことや、今もあることは何となく知っていますが、でもなんだかんだ言って、彼は中学受験をし(できる環境だった)、日本でもトップの大学を卒業しているわけです。
多分アヴちゃんの環境を知っているだろうし思いやることもできるし心も痛めるだろうけれど、それは多分彼の想像の埒外なんだと思うんです。私がそうであるように。
対談で言ってたように「どろっどろのは書ききれない」田淵から、アヴちゃんはどんどん世界を、光を奪っていく、そんな演出でした。
最後はIntroductionという曲で、どんな環境であれ、いや、そうだからこそ、私は私のしたいように、可愛くいる!という内容でしたが、いやアヴちゃんそこまで悟るまでにどれだけの経験したん…?と思ってしまいました。
セトリにも何度も書いてありますが、子供は女王蜂が元々好きなのに、その感情の重さに耐えかねて、またアヴちゃんのすばらしさに感動して、いちいち号泣していました。
アヴちゃん自身も入り込んで泣いてましたね。
そんなアヴちゃんの「好きに生きる!」という曲を引き継いでセッションをして、夜な夜な→シュガーソングとビターステップ→センチメンタルピリオド。
うん、やっぱり世界の音は聞こえないで終わるのか、とUNISON SQUARE GARDENの原点だよなーと思いながら見終えました。
子供は女王蜂のライブに行きたかったけど、怖くなったと言ってました。
私もわかる気がします。
「いい映画見た」というより、「ベニスに死す」見ちゃった、になりそうです(「ベニスに死す」はトラウマになった映画です)。
たしかに単なる対バンではない、明らかな陰と陽がありました。
私自身は、なるほどユニゾンだから救われているんだな、と思ったし、ユニゾンが存在していてくれてありがたいと思いました。正直やっぱり最後は泣いてしまいました。
それともう1つ。
斎藤さんの歌い方が全然違いました。
女王蜂シフト?にしたのかな、前の歌い方に近かった気がします(夜な夜なで引き取ってからは今の歌い方でしたが)。
それと、映像監督が野田さんではないので、多分きっとアーティストの雰囲気とかあの2組の対バンを映すにはいいのかもしれませんが、「斎藤さんのエフェクター映らない!」とか「夜な夜ななら田淵の足上げちゃんと映して」とか「シュガーソングとビターステップの貴雄のスティック捌きもっとちゃんと見せて!」と思ってしまいました。野田さんのに慣れすぎているのかな?
そして
田淵「楽しかったなー2021サイコー」
斎藤さん「寒くなってまいりましたので風邪などにかかられませぬようお身体ご自愛くださいとう」
貴雄「女王烏賊」
と書いてあります。
…最後の人!
さて、続けて
「新春わくわくミニライブ」
セトリは
ラディアルナイトチェイサー
何かが変わりそう
I wanna believe,夜を行く
これはいきなりの「ラディアルナイトチェイサー」??
と度肝を抜かしておいて(前の女王蜂とのバチバチとはチャンネルが違うので、また別のライブ、という感じ)からの最後が「I wanna ((ry」!!
ああそうだ、今年はもうTIGER&BUNNYの主題歌するんだもんね。この「約束」は自らひっくり返したし、TIGER&BUNNY集大成みたいに自分で作った曲は正式に埋葬するのかな、と思いました。
(もしかしたらガンガンやっていきますのお知らせだったりして)
というわけで、新春わくわくミニライブ前の例によっての情報過多。
(なお都内は日比谷野音。当たる気がしない)
というわけで、どうやら今年も生き抜かないといけないようです。がんばります。