「スプレー」XIIX feat. SKY-HI & 谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)

夜はやっぱり待てなくて、今聴きました!
スプレー(各種配信サイト)

素敵な曲ですねー!
で、わたしボーっとしていて、ちゃんと観察していなかったんですが、このジャケット
斎藤さんのギター
すってぃのベース(カミナリベース!のヘッド)
谷中さんのバリトンサックス
SKY-HIの本体w

だったんですね!
ギター持ってる人がネイルしていてやっと気づきました(お恥ずかしい)

それにしてもピアノと斎藤さんの声から始まるところに、有り余った余白を埋めるように、すってぃのベースが入り、斎藤さんのアコギが入り、谷中さんのバリサク(バリトンサックスの略語)が入り、でもまだいい感じに余白があって、曲としての伸びしろを感じます。そこに没入できる余白がある感じが本当に大人の余裕を感じさせてよいです。

斎藤さんは「俺のギターかっこいいぞ」と色気全開で、誰だよアコギは太いから弾きづらいとか言ってたの!という感じですね。ギタージャンボリー辺りからなんか彼のアコギ熱が出てきた気が?
しかも歌もスキルもだけどエモーションも入れまくりで。それは「まばたきの途中」と変わらず。

すってぃは私の大好きなベース。
いつも好きでほわわわわーんとなるベースです。色気纏いすぎですが。
他バンドでのすってぃを、sumika以外では知らないのですが、どんな音なんだろう、と知りたくなりました。

谷中さんのバリトンサックスですが、サックスって、押えて音を出すこと自体はそんなに難しくないんです。リードを使う楽器ですが(⬅サックスやってた人)。でもそれを美しい音色にしたり、ましてや自分の音色を出すなんて至難の業。
さすが毎日吹いてるだけあって、谷中さんのハンサムでスマートな佇まいのままの音、年期の分の色が出てほんとうっとりします。

SKY-HIのラップ、なるほど二番を投げたらこうなって返ってきたwなんですね。
曲の意図を正確に理解したリリックが付いていてよきです。
そしてケイスケとは。
日高さん気をつけてあんた立場が!

歌詞と言えば、入ってます「SANITY」。次のツアーのタイトルです。
「まばたきの途中」は前ツアーの「in the Rouch1」でやっていましたが、「SANITY」ではこの曲をやってくれますもんね、きっと。
わくわく。

XIIXの曲は基本的に好きと思うようになっちゃいましたね、すっかり。
斎藤さんの音楽というのはこういうのなんだな、というのもはっきりしてきたし、斎藤さんのボーカリストとして、ギタリストとしての像がはっきりしてきて、それ自体もとても私の好きな形で。
あのBPMのめっちゃ速い、余白何それおいしいの?みたいな曲の中で、3人でこれやるの無理だって!って言うのに3人で人より厚い音を出して、究極まで技術を鍛え上げて、ギターを正確に弾くことも音程を正確に出してブレスもないのに歌うことも至難の業というのに軽々やってしまう斎藤さんもすごいと思うし、あのバンドのあり方と曲を作る人とその曲はほんとうに大好きですが、こういうふわっとしてるのに実は…というのも好きだなあ、あと斎藤さんの歌が好きだと思いました。

「SANITY」ツアー、楽しみです。




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