「XIIX」感想(届いたその日のもの) #XIIX

「XIIX」1周しました。
1周目はイヤホンで音を一つ一つ味わったので、今度はスピーカーで味わいます。
クレジット、多!
中でもアレンジのすってぃの活躍が目立ちます。ストリングスのアレンジとか!!
歌詞カードはなんか知らないけどいろんなところにアポロチョコ(違)がいます。

魔法の鏡
作詞をandropの内澤さんと共作したものです。
ほかの12曲と比べると明らかに「斎藤さんの書く詞じゃないね」というのが分かってよいです。
のっけからスローなれどもダークで、私は強めのシンセベースが好きです。

月と鏡
サビ以外はシンセベース(それはいいって?)
斎藤さんの「韻踏みまくったぜ!」をぜひ味わってください!
あと強いアコギかっこいい!
ライブでは斎藤さんはこの曲はアコギらしいので(テレビでそうだったため)楽しみです。
(今だとでもMVが思い浮かんでしまい、ちょっとアレです)


スプレー
歌詞関係なく、「大人のサウンド」って言うところが好きです。
谷中さんのアドリブもすごいけど確かわりとすってぃが決めてあったところもあったはずで、すってぃすごい。
ところで私はライブではこの曲は「本人登場」でしか見たことがないのですが、サックスは音源としてもラップは斎藤さんがしているのでしょうか?


次の朝へ
リリックビデオが上がっていますね。
キーボードがSchroeder-Headzの渡辺さんです。豪華だ!
詞の内容が11曲めとパラレルになってる気がします。
ギターの音色がとても綺麗。


シトラス
シンセベース好き(3回目)
すごい好きなメロディ。
謎の方言シリーズがあります。
そして1枚に必ず1曲はある「斎藤さんのセクシーボイス」はここ。

あれ
音源として知っていたのはサビ前まで。
もともと「in the Rouch」の時から好きな曲でしたが、ライブでサビ以降を聴いて「こんなよりかっこよくなるのねー」と思った曲です。


まばたきの途中
橋本愛さんの声は空気が少し多くて、でもウィスパーボイスではないところがいいですよね。
やっぱり「次の朝へ」といい、XIIXには別れが似合います。
(斎藤さんのもうひとつのバンドでは決して描かれない世界です)
しかし「気の抜けた缶ビール」を飲むのはどうかと…ハッ!それでそんなことがないように多くの缶ビールが送られてきた??


アカシ
もう2年以上前の曲ですね。
この曲とアルバムのほかの曲の間に少し乖離があるように思います。というのも、これはアニメタイアップというのもあって、popにひらけているんですよね。前作「USELESS」はわりとpopでしたが、その延長上にあるように思います。
アルバム「XIIX」自体は配信されてた曲がある割にそんなにpopではないような気がするので、前作の遺産感があります。


正者の行進
全部聴いたけどタイトルが正しく読めているのか不安な曲です(多分「せいじゃのこうしん」でいいんだと思うんですが…)
これもハードな感じが好きです。
このハンドクラップ、ライブ会場で録音したものです。(おかしいな?「Special Thanks to "in the Rouch 1" 東京公演の客」って書いてないぞ?せっかく手拍子したのに)

うらら
これは斎藤さんのもうひとつのバンドが好きな人でも好きそうです。
とってもpopで、前向き。
サビの軽やかさとかいい〜!
(サビの音階は「ドレミファソラシド」で合ってます?)
あと、他の曲でもありますが斎藤さんの地声とファルセットを素早く繰り返すのがすごく色っぽい且つ危うい感じがして好きです。
この曲聞くと「エレキベースもいいよね」と思う現金な私。
ライブ映えしそうですね。


White Song 
これでアルバム終わりですか?と思っちゃいそうな感じの曲です。
アコギがいいですし、斎藤さんのこれは静かな歌い方がよいです。
すってぃはウッドベース!!
いい感じに入るストリングス!
この曲はプロポーズソング?「次の朝へ」とパラレルになってそうな気がします。
こういう曲を聴いていてつくづく思うのですが、何しろ「足し算大好き!」なバックでの斎藤さんのボーカルばかり聴いていた時と違って、すき間が沢山ある中で、ロングトーンもある中での斎藤さんのボーカルは、より技術やエモーションが分かって嬉しいです。


タイニーダンサー
これは珍しく英語フレーズが入っているのですが、XIIXの歌詞は実はあまり英語フレーズがありません。 (コーラスにありますが歌詞は記述されていません)
理由を考えてみたんですが、斎藤さんは英語ができる人なだけに、韻を踏んだフレーズを考えるとネイティブのようにしないと、と思ってしまうのと、日本語のようにイントネーションを英語とメロディを合わせるのが大変だからではないかと思っています。
(斎「guitarのアクセントが違う」田「日本人向けなんだからいい」の会話のごとくにはできないのでは)
という話はともかく、これは中学、あるいは田淵たちと一緒だった高校時代の思い、感情とかを歌にしたのかなと思いました。
曲自体もとてもエモいです。歌い方も。


All Light 
All RightではなくてAll Light。
最後に前向きな曲を!と思いました。
短めなのもいいですね。
前作の最後は「ユースレス・シンフォニー」で、ライブで手拍子するような曲でしたが、これもそうなりそうです。

このブログの人気の投稿

「kaleido proud fiesta」ってどういう意味??

田淵智也さんについて

「ヤダーこのバンドめちゃめちゃ仲悪いじゃーん?!!」今週の機材車ラジオ(#96)