「アニソン派!ラジオproject 第10回 (前編)」

今日は「スプレー」のリリース日だし、夜にはMV見られるし、一日XIIX三昧かなあ…と思ってたんですよ。
そしたらMVは公開延期になるし、満を持してこれですよ。
忘れてないのよ、あなたのことは!
でもスルッと「お前斎藤くん見てんじゃねえよ」と言われたように入ってこられると「はい!申し訳ございませんでした!!」と思ってしま…わないです。だってそんなの思ってないでしょうし、どっちをどう聴こうかなんてこちらの勝手だと思っています!


それにしても田淵さん、相変わらず紙派ですね、本。
生きるとか死ぬとか父親とか」ジェーン・スー著
かな?
文庫もあるのに単行本…でもこれ前にたっちレディオかなんかで話題にしてたような?

マルチタスクしているとどこかでイヤになってもこっちがあると思える、ほんとにそう!
友達も、と田淵さん言ってましたが、私の友達の作り方がまさにそれでした。
ガチっとグループにならないで、あっちやこっちといろいろ仲良くしてました。

ところで「ときめきランデヴー」好き!
ジャズ系に弱い私はついつい聴き入ってしまいました。


さて「悪魔の子」の話。

これを聴いた時に、「うわ、このご時世に」と思いました。
あのロシアとウクライナの戦い、それを見ている私たちとピッタリシンクロしちゃって怖かったんですよね。
遠くの極東の島国から「降伏しろ」とか「こっちには関係ない」と思っている人たちが結構居ますが、そんなことも突きつけられた気がしていました。

ヒグチアイさん的には「全ての人に思い知れ」と思って書いたんですね💧

田淵さんは、タイアップでは一行作品に寄り添えばあとは肉付けでよい、受け取る方が勝手に解釈してくれる、そして作詞は早い。
肉付けはなんとなく。
確かに田淵さんの作詞は自分の持つ語彙をつけていって雰囲気的に作品を作り上げているので、解釈の余白がある気がします。


ヒグチアイさんは九割五分作品に寄り添って書く。時間がかかる。問いかけて終わるとのこと。
ヒグチさんの作品はよく知らないのですが、確かに「悪魔の子」は解釈の余地はあまりなくて、しっかり伝わってきます。
 

ジェーン・スーさんの本はドラマの主題歌をヒグチアイさんが書いてたんですね。
前にそういえば褒めてた気が?(どこで聴いた??)
…あったあった!

…このころ、多分ヒグチアイさんを私知らなかったんじゃないかな…(だからあとで「悪魔の子」と言われて「なるほどこれがヒグチアイ」と思った気が) 

確かに、「悪魔の子」は「こういうアニメです!」の説明がきっちりしています。
比べるに「kaleido proud fiesta」は「かくしてまたストーリーは始まる」ことは例示されるけども、NEXT能力を使って敵と戦うアニメですよ的なことは一切分かりません。
しかも「kaleido proud fiesta」なんかはわかりやすい方で、いま考えたんですけど「オリオンをなぞる」なんて、・星座関係(舞台が「シュテルンビルト」、ドイツ語で「星座」)、・ココデオワルハズガナイノニ?くらいしか分かりません。
退屈ガールが歌を歌うのはブルーローズとなんら関係ないらしいですし。
「シュガーソングとビターステップ」はそれこそ「超天変地異みたいな狂騒にも慣れてこんな日常を平和と見間違う」が「血界戦線」の世界を現す、くらいだし。

確かに、めちゃめちゃよい対比になりますね。
…考えてみると、ユニゾンて「勝手に主題歌」シリーズの方が、本当には主題歌ではないせいで、その作品の内容への言及が多いような気がします。
なるほど、考察が進むなあ。


さて次回(まだ第10回とはこれ如何に?そもそも10回記念と言ってるけど、実際の回数すごく多いのでは??)は田淵さんのおすすめクリエイターさんが登場です。楽しみ!

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