田淵の構想ってきっと

UNISON SQUARE GARDENも来月行う、ライブ配信についての記事を読みました。



インディーズの人のことは心配でした。

いくら
ロックだけで暮らしていけるなんて言い訳にしか聞こえません
(UNISON SQUARE GARDEN「センチメンタルピリオド」)
といってても、これも田淵が10代のときに作ったんだしメジャーデビュー曲だしその後食えるようになったし。

ということで、
田淵はCAP A ROCKを企画していたんだし、自腹切ってでも、
ライブハウスは楽しい
バンド楽しい
って知ってほしかったんだろうなと思います。

CAP A ROCKでは、最初は自分たちTHE KEBABSとパスピエとか有名どころを呼んでいましたが、多分軌道に乗ったら「CAP A ROCK」ブランドのもとに、いろんなインディーズもライブをする(させる)つもりだったんじゃないかと思っています。

記事に触れられている「オンラインライブハウス」はバンド名でチケットを買う、という意味ではCAP A  ROCKに似ていて、客に「こいつらだから見たい」と思わせること、「この対バン面白そう」と思わせることなんだろうと思います。

オンラインのハコシステムができれば、各企画なんかでお客がたくさんチケットを買ってくれたりして(客の側としたら全国どこのでも家で見られる)コロナ後のエンタメとして成立させられればいいなあとおもいます。

それとCAP A  ROCKは、本当なら(6割しか入れないので)「三密にならないライブハウスの使い方」としての担い手になるはず。

6割じゃあ無理なら、やっぱりオンラインシステムにする?

田淵さん、何考えてるんだろうな?



追記。
文中の「センチメンタルピリオド」っていつ作られたんだっけ確かすごく前だったような、とぐぐったらこんなインタビュー記事を見つけてしまいました。
…「歌詞を読んで音楽を聴いて想像してもらうのが僕的には嬉しい」……だと??

いつもあんなに「歌詞に意味はない歌詞先なんてありえない歌詞を色々解釈するな」とか言ってる人が!22歳の頃はこんなことを!!
(…という意味でこの頃の田淵さん無防備)


しかしその下の日本語の美しさについては、未だに彼は一貫していて、日本語学徒としては、こんなに日本語を正しくたくさん使ってくれているバンドを他に知らないので、本当に嬉しいんです。
田淵さんの場合、母語だからとなんとなく使うんじゃなくて、かなり意識して正しい言葉遣いをしてくれています。

というわけで(どんなわけだ)ライブハウスについて書くつもりが単なる田淵への愛を語ってるだけという、このブログにありがちなやつになってしまい本当に申し訳(ry




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